プラチナ

2009年7月11日~20日@下北沢駅前劇場

『耳観』では聴覚をテーマに、『アロマ』では嗅覚をテーマにし、今作では『視覚』をテーマに物語を書いてみた。3~4つの物語が同時に進むスタイルはいつもの事ではあったが、ラストに一つの場所(教会)に登場人物全員が集まるのは今までにない形となった。駅前劇場を対面舞台に使ったのは『アロマ』に引き続き2回目。フレームを移動するという舞台美術案を、劇団員で話し合って決めたのは深夜のファミレスであった。

 

作・演出

西永貴文

予告編

ストーリー

東京都世田谷区。
体調不良の財前鷹行(秋枝直樹)は、 会社の健康診断に引っかかり、夫婦と共に病院を訪れた。
冷徹な目をした医師は、妻(大森華恵)に鷹行の『病名』を宣告する。
動揺する妻は、鷹行への告知を待ってもらうよう医師にお願いする。
この間にも病魔は、鷹行の体を刻々と蝕んでいた……。

雨宮鞠(林田麻里)は、都立西高校の教師で、弟(佐々木光弘)と二人暮らしをしている。
離婚した両親は、ある事情から二人をおいて家を出て行った。
無職の弟はここ数年、家から一歩も出ず、完全なる引きこもり生活を送る。
そんな弟に鞠は、腹立たしい現実を怒りに変え、妄想混じりに愛を込めた『毒』を吐き続ける……。
新聞社に勤める業田沙奈(秋澤弥里)は、ヒモ同然の彼氏(井澤崇行)と同棲生活を送っていた。
様々なストレスを抱えていた沙奈は、
ある日、新進気鋭の劇団を主宰する演出家(岸潤一郎)と、取材先で出会う。
この男の優しさに触れ、辛い過去を忘れようと心が揺れ動いた瞬間、沙奈に深い闇が訪れる……。
雨の降り続ける季節に、ある区域で起きた幾つかの事件。『嘘』と『本当』にまみれた、犯人探しが今始まる……。
これは、暗闇でもがく者達の、『光』と『影』にまつわる、ポップで儚い『希望』ある物語である。

キャスト&スタッフ

CAST

秋枝直樹

佐々木光弘

ヴィン

井澤崇行

ムランティン・タランティーノ

小島 裕

林田麻里

秋澤弥里

井本洋平(温泉きのこ)

桐生誠一(Tuesdays!)

杉本隆幸

大森華恵

岸潤一郎(NAィKI)

 

BAND

Spanish Gauguin(松本恵理&岡崎保憲)

オカクラ(石倉久幸&岡野直史)

 

STAFF

作・演出:西永貴文

舞台監督:西廣 奏

照明:関口裕二(balance,inc.DESIGN)

音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)

演出部:佐藤秀憲

小道具:子供組

映像:ZAKURO entertainment

宣伝美術:井澤崇行

制作:TWIN-BEAT

票券:内田有美

企画製作:猫☆魂